2012年8月30日木曜日

山田錦、出穂!

毎日とんでもない残暑。あつい…


丹波 西山では五百万石の稲刈りを数日内に控えています。


そして、ようやく、山田錦の穂が出ました。さすが晩稲!遅い!

毎年、この時期に穂が出るのですが、いつもほんとに出るか少し不安にすらなります。


これですべての穂が出そろいました。今年の米作りもいよいよクライマックスです



かずと

2012年8月24日金曜日

今日もかんかん照りです

 暑い。。。
 
 この日差し。危険につき。。。
 
 毎日猛暑が続いております。
 
 ですが確実に季節は進んでいるようで、五百万石はここ一週間内には刈り取り
を迎えそうです。
 
 京都伊勢丹の皆さんと植えた旭4号も、いもち病の危機からは脱して穂が出ま
した。
 
 
 いよいよ綾部は稲刈り一色となります。
 
 
 かずと

2012年8月15日水曜日

お盆です

 昨日から、京都の南部ではひどい雨が降ったようです。
 
 宇治川が付近で水の被害が出たとのこと。
 
 大きな川沿いでは本当に雨が降るとどきどきしないといけないようですね。。。
 
 
 綾部は強い雨が降ることもなく、「ちょうどいい雨」をもらって水の取り合い
戦争はいったん休戦、もう稲刈りが近づくうちの五百万石や連休に田植えのあっ
たコシヒカリは水を抜いて田んぼに機械が入れるように干し始めるので、水取戦
争は終戦となりそうです。
 
 さて、七月末からお盆前まで、ラジコンヘリにてカメムシ防除にまわっていま
した。このヘリコプターに殺虫効果のある農薬を積んでほ場の上を飛び防除を行
います。
 
 とにかく省力化。それと、人間への農薬の飛瀑が最小限にとどめることか出来
ます。
 
 ですが、結構大きなもので、価格も高額なので故障時や万が一の墜落時は金銭
的、身体的な危険もついて回るのも事実。
 
 ですが、高齢化の進む当地域の稲作にはなくてはならない機械かなとも思いま
す。
 
 
 かずと

2012年8月2日木曜日

先日のブログの病気とは。。。

毎日暑い日が続き、連日の猛暑日。お隣の舞鶴ではここ数日36℃から37℃をいったりきたりの気温が続いています。

旭4号、今日現在の茎の数は22本。一昨日に穂を大きくするために有機肥料(穂肥といいます)をまきました。生育は順調です。

さて、先日発見したいもち病。。今年等地域では数年に一度あるかどうかの大発生の年となっているようです。

この病気はカビの一種で、稲作に出る病気の中では一番おそれられてると言っても過言ではありません。

この病気の発病しやすい条件として

① 暑くなる季節の低温や冷たい水の流入する水田である。
② 雨が多く、日照が少ない。むしむしと湿気の高い状態が続く
③ 葉っぱの緑色が濃く、稲株が混み合っていて風が通らない

の三点があげられます。特に今年の梅雨時期は、七月上旬に数日気温の低い日が続いたあとに、雨は降らないもの日照がなく非常に蒸し暑い日が続くといったいもち病には絶好の気候が続いたのが大発生の要因となっているようです。通常は田植えの時にいもち病を防ぐ薬を同時に施用しますが、農薬を使わないと決めている耕作者の水田で発止した病気が伝染、蔓延するということも考えられますので。一度発生すると食い止めるのは困難な病気です。

梅雨も明け蒸し暑さも解消し、日差し(紫外線)も強く、一般的にカビの繁殖する気候からは遠くなっていますので病気の進行と蔓延はいったんおさまっていますが、穂が出る頃、または秋雨の始まる頃に再発するのではないかと懸念しています。

穂の出る頃、稔る頃にいもち病が蔓延しますと、お米が実らない不稔(ふねん)という状態になり、大減収につながります。様子を見ながらですが、再発、蔓延の兆しがあるときは殺菌剤の使用を考えています。農薬の使用は除草剤一発で仕上げたいですが。。。本当に苦渋の選択になりそうです。

最近は朝4時に起きて周辺地域の水田にカメムシ防除の殺虫剤をラジコンヘリで散布する受託作業に出かけています。ちなみに今日は非番です。




かずと